⚫︎ 不特定多数より特定太数の商い 

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

私が以前働いていたセブンイレブンではお店により違いはもちろんありますが、1日平均で約1,000人のお客様が来店します。 

首都圏や駅前にあるお店はもっと多く、2,000人、3,000人というお客様が来店します。

お客様が1人当たり購入してくれる単価の平均は約600円。

1日約60万円の 売上が毎日あると単純に考えるとわかりやすいでしょうか。

これだと人件費や廃棄、商品の品減りの数値にもよりますが、スタッフに給料を支払い、自分達にも利益が出てお店を継続することが出来ます。

でも、私が山形県で店長として働いていた時は、お客様の数は多くても400人。

お酒もタバコも免許がないお店で商売をしていたので売上は20万円いけば御の字というような状況でした。

正直この数だとスタッフに給料を支払った後に自分達に利益が出ない。

夜遅くまで働いても赤字になる。

そういうことを身をもって経験させてもらいました。

400人も来ているんだから良いじゃないか‼︎と思われる方もいるかもしれません。

それは、業種や業態の違いであって、100名来てくれれば成り立つ商いもあり、数が持つ数字の大きさを伝えたいわけではありません。

それぞれの商い、商売で1日に最低でもこれくらいのお客様が来てくれないと家賃、光熱費、給与などの支払いが出来ない最低ラインがやはりあるはずです。 

大手やFC に加盟せずに個人で商売をするとなると、不特定多数の商いは出来ない。

不特定多数の商いは大手、大企業のやり方です。

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じゃあ、個人の商いはその逆で「特定少数」だと考えたこともありました。

顔がわかる特定のお客様が少数という商いです。

最初はこれでいいと思っていました。

でも、少数だと家賃、光熱費、給料が支払えない。

じゃあ、「特定多数」がいいのか⁉︎

本を読んだ時に出会った言葉ですが、それも違和感を感じたのです。

個人で商いをしている限り、大手や大企業ほどの多数のお客様はまず来ないじゃないですか⁉︎ 

多数ではないんですよ。どう考えても。でも少数ではダメ。

何か個人が目指すべき 商いの道しるべになる言葉はないか⁉︎

自分なりに考えて出てきた言葉が「特定太数」の商いでした。 

「不特定多数」でも「特定少数」でも「特定多数」でもなく、「特定太数」

太いって何が太いかって、お客様との縁です。関係性です。

1度の来店では縁は薄いです。もちろんゼロではないですが。

2回、3回と何回も来て頂けると縁が太くなり 、お客様の顔が見えるようになる特定太数の商い。

会話をするようになり、どの席に座るのが好き。頼むものの嗜好がわかるようになり、家族などの人間関係もわかっていくようになる。

売り手と買い手の垣根が無くなるほど、縁は太くなっていくと感じています。

自分の商売が続けられるくらいの規模で縁が太いお客様がいること。

目の前に今いる一人一人のお客様に喜んで頂くような商いをする。

 「特定太数」の商いこそが個人が継続的に商売を続けるのに大事な事です。




 
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