⚫︎今だけ、ここだけ、あなただけ

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

一昨日は「不特定多数」と「特定太数」の商いについてblogを書かせてもらいました。

今日は、もう少し深く突っ込んだ事を書いていきます。

「不特定多数」の商いって、大手コンビニやコーヒーチェーン、ハンバーガーチェーンなどがやっている商いのやり方。


「いつでも、どこでも、誰にでも」の商いです。


日本全国どこにでもあるチェーン店では、いつでも、どこでも、誰が買っても同じ商品 、同じサービス、同じようなマニュアル接客を行なっています。

東京のスタバに入っても福岡のスタバに入っても変わらないわけです。

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地域限定のメニューとかそういうのは別として。

大手の考え方の商いの逆を個人はやっていかないといけないと考えています。

「特定太数」の商いは「今だけ、ここだけ、あなただけ」です。

例えば、今しか、ここでしか買えない本。

一昨日行った読書のすすめで、原本限り。増刷しないから今あるだけ。

そう言われて買った本がこちらです。

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平成10年に出版された本。

読書のすすめで今ある分しか買えない。

今だけ、ここだけの商いです。

「今だけ」で私がちょっと違うなあ…と考えているのは今だけ値下げということ。

それって、本当に今だけしかできない事ではないと私は思うのです。

極端な事を言うといつでも値下げなんて出来ちゃうから。

そうではなくて、今の時期が旬で、この時期しか出せない食べ物。季節限定。期間限定。

お客様に提供できるのはこのタイミングしかない今だけ。

人為的に自分で作った値下げのような「今だけ」ではなく、自然な流れに逆らわないで出来た「今だけ」。

自ら(みずから)ではなく自ずから(おのずから)の精神が必要ではないでしょうか?

「あなただけ」の商いは例えば飲食店の常連さんに新作メニュー出来たら食べてもらう。

一見のお客様には出さない。明らかに差をつける。

いつも自店のコンビニにタバコを買いに来てくれるお客様がいたら、銘柄を言われる前にすでに把握していて、スッと差し出す。一見のお客様にはわからないから出さない。

全員に出す必要はないんです。不平等であって当たり前ですから。

世の中、皆、平等なんてあり得ないので。

「今だけ、ここだけ、あなただけ」

大手と真逆の発想こそ、現状突破できる道が開けるのですから。





 次回の心学商売繁盛塾は、11月26日(月)16:30〜東京、篠崎にある読書のすすめ店内で行います。

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住所:東京都江戸川区篠崎町1-403-4


 内容は読書会で課題本は2冊。

進みと安らい。流されない読書です。

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