●覚悟を持った生き方
おはようございます。経営ドクター島村信仁です。
最近、ブログを書き始めるようにしました。
今までは色々な理由や言い訳をして書く事を止めてしまっていました。
続けるってどんなことでも覚悟が必要だと思うんですよ。
なんとなくでは続かない。
自分は、心学商売繁盛塾をもっと多くの人に知ってもらい、参加してもらう人を増やしたい。
そんな思いをきちんと行動に出すために以前のようにブログを書く事をもう一度やると決めました。
オーヘンリーの「改心(罪と覚悟)」という短編小説を御存知でしょうか?
「最後の一葉」で有名な作家が書いた小説です。
銀行の金庫破りの話です。
ジミィ・ヴァレンタインという金庫破りの男、銀行強盗がベンという刑事に逮捕されます。
恩赦によって娑婆に戻れるようになるとその後は反省の色を見せずにまた銀行強盗を繰り返すのです。
しかし、金庫の破り方に特徴があるために、ジミィがまた金庫破りを始めたことにベン刑事は気付きます。
ベンはジミィを逮捕するために犯人を追い続けます。
ジミィがある街で銀行強盗をしようとしていた時、一人の女性に恋をしました。
その女性は狙っていた銀行の頭取の娘でした。
ジミィはその銀行の金庫破りを諦め、恋を成就させるべく靴屋の商売を始めました。
名前もスペンサーと変え、完全に別人のようになった人生を生きていたのです。
商売に真面目に取り組んだことで、靴屋は繁盛し、恋に落ちた女性と結婚することになりました。
結婚を機に昔の犯罪稼業から足を洗おうと金庫破りの道具をかつての仲間に譲ることを決意します。
その荷物を持って、ちょうど家族が集まっている銀行へと行くことになりました。
ちょうどこの時、銀行では最新型の金庫が導入されたばかりで結婚した娘の父である頭取が金庫を皆に自慢していました。
大人たちが自慢話を聞き入っているうちに頭取の孫の女の子がいなくなったんです。
子供たちは金庫の話には興味がなく、金庫で遊んでいたら、一人の女の子が中に入ってしまい、外にいた子供が悪気無く錠をかけてしまったのです。
最新型の金庫を破るにはかなり離れた町まで運ぶしかなく、とてもそこまでは金庫の中の酸素が持たない。
ダイナマイトで爆発させるわけにもいかない。
どうしようもい状況で金庫の中に入った女の子の母親は泣きわめき、叫び、まわりの大人はオロオロするばかり。
そんな時にスペンサーが自分の持っていた道具を出し、黙って金庫を破り始めます。
呆気にとられるまわりの大人たち。
結局、スペンサーは金庫を破り、中にいた女の子を救出したのですが、周りには銀行強盗で悪名をはせたジミィであることがばれてしまったのです。
銀行の外に出ていくとジミィを執拗に追い続けていたベン刑事がいた。
「私を逮捕して下さい」ベン刑事に言います。
するとベン刑事はこう言ったのです。
「え?あなたはスペンサーさんでしょう。私はジミィなんて男は知りません」と。
(ここまで)
ジミィを知らないわけないのですが、ジミィの覚悟を見て許すんですね。ベン刑事は。
ジミィからしたら金庫を開けなかったら女の子は死んでしまうが、自分が銀行強盗だとバレることは無い。
でも、開けたら女の子は助かるけど自分は銀行強盗だとバレてしまい周りからの信用は一気になくなる。
結婚したことも無くなるかもしれない。靴屋の仕事もダメになるかもしれない。
でも、そんなことより迷わずに女の子を助ける行動をとったジミィ。
覚悟が無かったら出来ないと思うんですよ。
このジミィのように私たちも覚悟を持った生き方をしていかなければいけないのではないでしょうか?
必要なのは勇気ではなくて覚悟ではないでしょうか?
自分自身で決断した時から物事は動き始めるのですから。
たとえ、今暗闇の中にいても進むべき道を切り開いていけるのですから。
11月26日(月)心学商売繁盛塾を読書のすすめで行います。詳細はこちらをチェックして下さい。
おはようございます。経営ドクター島村信仁です。
最近、ブログを書き始めるようにしました。
今までは色々な理由や言い訳をして書く事を止めてしまっていました。
続けるってどんなことでも覚悟が必要だと思うんですよ。
なんとなくでは続かない。
自分は、心学商売繁盛塾をもっと多くの人に知ってもらい、参加してもらう人を増やしたい。
そんな思いをきちんと行動に出すために以前のようにブログを書く事をもう一度やると決めました。
オーヘンリーの「改心(罪と覚悟)」という短編小説を御存知でしょうか?
「最後の一葉」で有名な作家が書いた小説です。
銀行の金庫破りの話です。
ジミィ・ヴァレンタインという金庫破りの男、銀行強盗がベンという刑事に逮捕されます。
恩赦によって娑婆に戻れるようになるとその後は反省の色を見せずにまた銀行強盗を繰り返すのです。
しかし、金庫の破り方に特徴があるために、ジミィがまた金庫破りを始めたことにベン刑事は気付きます。
ベンはジミィを逮捕するために犯人を追い続けます。
ジミィがある街で銀行強盗をしようとしていた時、一人の女性に恋をしました。
その女性は狙っていた銀行の頭取の娘でした。
ジミィはその銀行の金庫破りを諦め、恋を成就させるべく靴屋の商売を始めました。
名前もスペンサーと変え、完全に別人のようになった人生を生きていたのです。
商売に真面目に取り組んだことで、靴屋は繁盛し、恋に落ちた女性と結婚することになりました。
結婚を機に昔の犯罪稼業から足を洗おうと金庫破りの道具をかつての仲間に譲ることを決意します。
その荷物を持って、ちょうど家族が集まっている銀行へと行くことになりました。
ちょうどこの時、銀行では最新型の金庫が導入されたばかりで結婚した娘の父である頭取が金庫を皆に自慢していました。
大人たちが自慢話を聞き入っているうちに頭取の孫の女の子がいなくなったんです。
子供たちは金庫の話には興味がなく、金庫で遊んでいたら、一人の女の子が中に入ってしまい、外にいた子供が悪気無く錠をかけてしまったのです。
最新型の金庫を破るにはかなり離れた町まで運ぶしかなく、とてもそこまでは金庫の中の酸素が持たない。
ダイナマイトで爆発させるわけにもいかない。
どうしようもい状況で金庫の中に入った女の子の母親は泣きわめき、叫び、まわりの大人はオロオロするばかり。
そんな時にスペンサーが自分の持っていた道具を出し、黙って金庫を破り始めます。
呆気にとられるまわりの大人たち。
結局、スペンサーは金庫を破り、中にいた女の子を救出したのですが、周りには銀行強盗で悪名をはせたジミィであることがばれてしまったのです。
銀行の外に出ていくとジミィを執拗に追い続けていたベン刑事がいた。
「私を逮捕して下さい」ベン刑事に言います。
するとベン刑事はこう言ったのです。
「え?あなたはスペンサーさんでしょう。私はジミィなんて男は知りません」と。
(ここまで)
ジミィを知らないわけないのですが、ジミィの覚悟を見て許すんですね。ベン刑事は。
ジミィからしたら金庫を開けなかったら女の子は死んでしまうが、自分が銀行強盗だとバレることは無い。
でも、開けたら女の子は助かるけど自分は銀行強盗だとバレてしまい周りからの信用は一気になくなる。
結婚したことも無くなるかもしれない。靴屋の仕事もダメになるかもしれない。
でも、そんなことより迷わずに女の子を助ける行動をとったジミィ。
覚悟が無かったら出来ないと思うんですよ。
このジミィのように私たちも覚悟を持った生き方をしていかなければいけないのではないでしょうか?
必要なのは勇気ではなくて覚悟ではないでしょうか?
自分自身で決断した時から物事は動き始めるのですから。
たとえ、今暗闇の中にいても進むべき道を切り開いていけるのですから。
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