●個人店は自店の定番商品を作る事ができる

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

私は前職のコンビニエンスストアで働いた経験から気づいた事があります。

それは、コンビニの棚に並んでいる商品で定番商品と言って、どこのお店でも常に絶対に置いておかないといけない商品は最近は作られないという事です。

例えば、ペットボトルの飲み物で考えてみましょうか?

今から10年後も普通に残っているだろうなあと考えられる定番の飲み物。

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おーいお茶は消えない飲み物です。企業が不祥事を起こさない限り。

このおーいお茶は1989年に出来上がりました。30年の歴史があります。

他にも定番と思える飲み物を私なりの視点から挙げてみます。

●ポカリスエット (1980年発売)

●コカコーラ(1886年発売)

● アクエリアス(1983年発売)

● 三ツ矢サイダー(1884年発売)

● サントリーウーロン茶(1981年発売)

こうやって挙げてみると、定番商品って昔からある程度の年月をかけて、売れるようになって来ているのがわかりますよね。

でも、最近はコンビニのPOSデータがわかりやすいのですが、売れなくなるとすぐに売場の棚から商品が消えていきます。

コンビニでこの飲み物、食べ物美味しいからまた買おう♫と思ったのに売ってないじゃん!という経験をした人は多いはず。

これって、データの数字だけをみて、販売数が下がったから売場から外して、ということの表れ。

もちろん、新規商品は売場の活性化に繋がるし、マンネリしないためにも必要です。

ただ、今の時代は売れるまでゆっくり時間をかけることを待ってくれない。

それが、大手の会社や大きなフランチャイズのようなお店だとなおさらだ。

だから、最近は飲み物に限らず、長く売れ続ける定番商品って出来にくい。作られない。

でも、個人のお店なら我慢強く出し続けていく事で定番の商品にする事が出来る。

 例えば、今や全国区になった福岡県の明太子。

今でこそ福岡のお土産といえば明太子というレベルまで認知されているが、一番最初に売り出した「ふくや」では売れるようになるまで10年もの歳月がかかっているのである。 

でも、我慢強く並べて売り続けた結果、今の福岡の明太子の文化がある。 

個人で商売をしている方は、このお店といえばこの商品!というのがお客様の頭の中に出来上がると強い。

そして、大手のコンビニのように棚からすぐに外さないで売るという信念さえあれば、売れなくても並べ続ける事ができる。

商品を育てるんだ!という思いが定番商品を作り出す事ができるのでは無いだろうか。

大手のお店では最近は定番商品は作れずに、季節限定や同じシリーズで味を変えたものなどを出す事が多いのだから。 



次回の心学商売繁盛塾は12月10日(月)に行います。