●大手には絶対に出来ない寄せ書きノートのあるお店、有薫酒蔵

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

昨晩は、いつも仕事でお世話になっている富士美薬局の店主、藤野正之さんと忘年会をさし飲みで行なっていました(笑)

飲んだ お店は新橋にある「有薫酒蔵」というお店です。  

日本全国に限らず海外の高校を含めた寄せ書きノートがある事で有名な お店なんです。

日本全国に約5,000校の高校がありますが、2018年12月11日 現在3118校の寄せ書きノートがあり、全高校の65%をカバーするほどになっています。

この、寄せ書きノートは、その高校の卒業生がお店を訪れない限り作られません。

一番最初に出身高校の卒業生が寄せ書きノートを作るってならないと作られないのです。

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私の出身高校は浦和市立高校です。

寄せ書きノートにはルールがあり、自分の出身校のノートしか閲覧できないし書き込みが出来ない。

そして、たまたまお店で飲んだり食べたりしていた時に同じ高校の出身者がいた時は。。。

後輩が先輩に挨拶に行くのです。

これって奇跡的なんですけど、あるんですよ。

今までこのお店に昨日含めて4回行っていますが、同じ高校の卒業生が同時刻にお店にいた事があったのです。

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自分の母校である浦和市立高校の校歌や学校の写真が貼られており、一番最初に出来た年月日が2007年4月11日と今から11年前に遡ります。

有薫酒蔵のお店が出来たのは今から40年前の1978年。昭和53年。

寄せ書きノートが始まったのはその9年後、1987年、昭和62年に遡ります。

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今年の10月8日に30年 3000校の寄せ書きノートを祝う会が行われました。

初めてお店から全ての寄せ書きノートを外に出す事になったのです。

段ボール一箱に入るノートは20冊。段ボール160個もの荷物をホテルまで運んだと女将さんから教えて頂きました。

「運ぶのも大変。運賃もかなりかかった。でも、ノートがあるホテルで祝う会が出来て良かった。ノートは我が子のようだからノートがないお祝い会は考えられなかった。心から感動したわ」と女将さん。

このノートにまつわる物語も30年の歴史があるから沢山あります。

この寄せ書きノートがキッカケで結婚したカップルがいると女将さんから教えて頂きました。

たまたまカウンターで飲んでいた仙台第一高校出身の女性の隣の人が仙台第二高校出身の女性であると寄せ書きノートを見てわかり。

今度みんなで飲み会やるから一緒に飲みましょうよ。という話になり、その飲み会に参加した男性の方と結婚したそうです。

寄せ書きノートが作り上げた出会い。面白いですよね。

こんな非効率な事、大手の居酒屋では絶対に出来ませんし、やりません。

やれないと言った方が正解でしょう。

置く場所も大変だし、本来なら座席にして座る場所が多ければ売上が上がるのをあえて席数を減らしてまでやっている。

どの棚にどの高校が並んでいるのかも把握しておかないといけない。

大変で非効率なんですが。。。

自分の出身高校の寄せ書きノートがあるのか確かめに来たくなる。

実際にあれば見たいし書き込みしたくなる。

高校時代の事で話に花が咲き、お互いがもっと深い関係になれる。

楽しい経験をするから、他の人を連れて来たくなる。そして繁盛する。

このようなお店は日本全国探しても他にはありません。

だから全国からわざわざお客様が来店する。

非効率を極めたら誰もが出来ないレベルまで到達してしまう事を教えてくれるお店ではないでしょうか?

気になる方は、足を運んでみてください。

なんなら私がご案内します(笑)


次回の心学商売繁盛塾は12月17日(月)に行います。