●実るほど頭を垂れる稲穂かな

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」 という諺をご存知でしょうか?

人生の教訓や座右の銘にしている人もいますし、日本人の美徳を表した言葉だと思います。

読み方は「みのるほど こうべをたれる いなほかな」です。

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稲は若い緑色の時は真っ直ぐに天に向かって伸びます。

成長し、やがて実をつける稲穂になると実(米)の重みで自然と稲穂が垂れ下がります。

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これを人間に例えて、立派に成長した人間、人格者、一角の人ほど頭の低い謙虚な姿勢であることを表しています。

人間も若い時は、若さや勢いで真っ直ぐに上だけを見て成長しようとするも、強い雨風にさらされたり、冷夏や猛暑など自然の荒波や苦労を乗り越えなければ実をつけることは出来ません。

多くの苦労をして、人格を形成した人は偉くなったり、立場が上になったり、有名になって公の人になるほど、中身が実になって重くなるから頭の低い謙虚な姿勢になっていくんでしょうね。
 
でも、この諺って逆から見ると見えてくる新しい視点に気づきます。

稲穂の中のお米が立派に育っておらず実になっていない場合、重みがない軽い稲穂になってしまいます。

見た目は黄金色の立派な稲穂なんですが、中身が伴っていないから、頭を下げる謙虚さは無いんです。

例えば、立場が上になる人ほど自分から挨拶をしない。しても「あー」とか「おー」とか(笑)

例えば、年齢、立場が上の自分に非があるにも関わらず年下や部下や子供などに「ごめんなさい」が素直に言えない。

例えば、年上、年下、性別によって態度を変えてしまうなどなど。

私は人格者でもないし、苦労も足りていないから、頭を垂れるほど中身が実っていないですが(笑)

逆の見方をすると新しいことに気づかせてもらえます。そんな視点を忘れずにいたいものです。


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