● 桜の開花から学ぶ商いの原理原則




こんばんは。島村信仁です。



私が住む福島県郡山市では桜が開花しました。


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毎年、自宅近くの桜の名所である藤田川の桜並木を観に今日、行ってきました。


キレイですよね。満開です。


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藤田川にかかる橋の上から撮影した写真です。



川の奥に石があるのが見えるでしょうか?



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これが、石の上に乗って撮影した写真です。


舟に乗っているかのような目線。


水面に桜が映えた私の好きな風景です。


近場に住む子供たちや家族連れもたくさんの人が訪れて写真を撮影していました。


この桜、咲く期間は年間365日のうちのわずか10日程度しかありません。


でも、この10日間に皆が桜の下に集まり喜び、感動しています。


日本人の心の中に桜が好きな遺伝子が入っているのではないか?と思うほど日本人から愛されています。


この桜ですが、キレイに春に花を咲かせるには、実は絶対に必要な条件があるのです。


それは・・・桜は花が散った後に来年の春に咲かせる芽を作ります。


この芽が花を咲かせるには、真冬に厳しい寒さを経験しないと春の暖かさで開花するようにはなっていない性質があるのです。



桜開花メカニズム



開花という喜びの為には、厳しい寒さが絶対に必要。


どうしても私たちは、見た目がキレイな今の時期だけ桜ってきれいだね~♪と言って、その裏側にある厳しさを見ていなかったり、知らなかったりします。


厳しい寒さが、今の桜の開花を支えているのです。


これは、私たちの商いにも同じことが言えます。


商売をしているときは、常にうまくいくことばかりではありません。


厳しい時のほうが多いですし、なんで自分だけ?と思うような困難に出会うことが多いです。


支払いが大変だったり、予定していた入金がされない。


採用して教育した人が急に退職して人手不足。売上金を盗まれた・・・


想像もしていない色々な困難にあうことがありますし、今、その困難の真っただ中にいる人もいるかもしれません。


でも、腐らないでやけにならないで、あきらめないで欲しいのです。


会社やお店の商いが思うようにいかない、厳しいという状況であれば、それは未来に花を咲かすために、今必要な厳しい寒さなのです。


それを経験しないと開花しないから、今その困難を経験しているのです。


厳しいからと落ち込む必要はないのです。


未来の商いの花を咲かせるためには、避けて通れない道なのです。


大丈夫。乗り越えられられない困難はやってきませんから・・・


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