●「うどんは生き物」という言葉が持つ重み

こんばんは。経営ドクターの島村信仁です。

大手のお店や大企業、全国どこにでもあるFC店 はお客様にいかに早く商品やサービスを提供するかに力を入れています。

吉野家で牛丼を注文すると1分かからないで運んできません?

どこのお店に行っても持ってきてくれるのが本当に早い。

時間がない。早く食べたいという人には良いのですが、早いのには理由があるんですよ。 

それは作り置き。

もともと作って置いてあるから早く提供出来る。

下準備を先にしているからという理由もあるでしょう。

ただ、家族経営しているお店や家業を営んでいるお店では時間の速さをウリにしてしまうと大手には敵わない。

どうしても時間がかかってしまう理由のあるメニューがあると思うのです。

例えば良くあるのが、お客様から注文を頂いてから作るもの。

これをやってしまいがちなのが時間をかかることが負だとお客様に思わせてしまう事。

もし仮に出来上がるまでに15分かかるとしたら、「出来上がりまで15分かかってしまいます。ご了承ください」と書いてしまったり伝えてしまいがち。

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これって、良い悪いではなくて、言葉から受けるお客様の印象って、時間かかっちゃうんだ。。。というマイナスのイメージを脳に送ってしまうスイッチになってしまっていませんか?って考えてみて欲しいのです。

あと、時間がかかる理由が書いていないと人って脳を納得させられないんですね。

なんでそんなに時間がかかるの?って勝手に疑問というか不満を持ってしまう。

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逆に同じお店のお品書きで書かれたこちらの表現。

「うどんは生き物」 なんですと出だしから書いてある。

うどんが生きているなんて考えたこともないし、そんな言葉を聞いたこともない。

でもね、生きている理由がしっかり書いてますよね。

お客様から注文をもらってからの打ち立て、茹でたてだと。

だから、お時間を頂戴します。

こう書いてくれていると、人って同じ15分待つのでも印象が全然違うのです。

これって、お客様の立場になって書いてあるメニューを見た時にどう感じるのか?

売り手の目線ではなく、お客様の立場。気持ちから見ることができるのか?が大事になってきます。

こういう心構えで商いをするって心学商売繁盛塾の心学にも通じると思うのです。

今一度、自分のお店でお客様に伝えているお品書き、ブラックボード、貼り紙などを見直してみてください。

マーケティングの話ではないですよ。こういう事を話すとキャッチフレーズですね。とかキャッチコピーが大事なんですね。とか思ったり言う人がいますが。

そういう上っ面の話ではないのです。

世の中、他にも多くのお店や企業がある中で、わざわざ自分のお店や企業を選んでくれたお客様に対する言葉の愛情表現とでも言うのでしょうか。

言葉の表現1つで受け手の印象は大きく変わります。



1月14日(祝、月)心学商売繁盛塾を読書のすすめで行います。