●刻苦光明必盛大

おはようございます。経営ドクターの島村信仁です。

今年からお茶室へ稽古に通うことにしました。

裏千家十一代玄々斎家元の書に「四畳半の席は元来陰陽五行をかたどりて一室に世界を込めたる意なり」とあるようにお茶室には陰陽が込められています。

主人と客人の席も陰陽。 

陰陽とは天と地。月と太陽のように 万物は表裏一体であることを表しています。

物事を片方からだけ見て偏った考え方にならないようにするためにお茶室に通って心を成長させます。

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お茶室の床の間に飾られていた書です。

刻苦光明必盛大とあります。

これは「こっくこうみょうかならずせいだいなり」と読みます。

意味を自分なりに調べてみました。

意味は、昔の人も皆、激しい苦しみに耐えて大いに光り輝くものを得られた という禅の言葉だそうです。

中国の臨済僧、慈明楚圓禅師の逸話を紹介します。

ある晩、とりわけ寒気が厳しく多くの僧は坐禅を休んでいました。

しかし、楚圓1人は夜通し座って眠気に襲われると「刻苦光明必盛大」と唱えてキリで自らの股を刺し、目を覚まして座ったそうです。

その結果、大いに活躍される大禅僧になられたそうでうす。

大成者は皆自らに厳しく律し、労苦を惜しまず努力し、その労苦から生まれた徳の光は必ず盛大であったという。

今の世の中を見ていると、いかに楽してお金を稼ぐか。

苦労や辛いことからなるべく避けて得することはやるけど損することはやらない。

便利なことを求め不便を排除する傾向にある我々現代人に大きな教訓を与えてくれはしないだろうか。

労苦を惜しまず喜んで自らを律して生きていきたいものです。



1月14日(祝、月)新元号と消費税増税の年にどんな考え方で生きていくと良いのか?について話しをします。席に大いに余裕があるので(笑)ぜひ、予定調和を壊して参加しましょう。詳細はこちらをクリックして下さい。