● 「たまたま」ではなく「わざわざ」




こんばんは。島村信仁です。


今日も大内宿に行ってきました。


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大内宿って、周りが標高1000m近くの山々に囲まれた標高658mほどの場所にある江戸時代の趣を残す宿場です。


この観光地は、たまたま来るお客様は皆無と言っていいでしょう。


たまたま近くを通りかかったから・・・という理由で立ち寄れるような場所ではありません。


山の上にあり、今日は夕方には長袖を着ていても寒いほど、気温がグッと低くなる場所で、いまだに雪も溶けずに残っています。


「たまたま」ではなく「わざわざ」来るお客様が大半です。


それは、観光地だからでしょ?他にこういう茅葺屋根の家並みが並んでいる場所は他にない。


江戸時代は当たり前だったけれども、他は取り壊してなくなったから、残っているのが珍しいからでしょ?


そんな風に思う人もいるかもしれません。


でも、これは観光地だから・・・ではなく商い、商売にも通じる話だと思うのです。


岩手県に「とんとん山」というお店があります。


とんとん山



このとんとん山というお店、田んぼに囲まれた山の中にあり、たまたま通りかかることは不可能なお店です(笑)


わざわざ来ないと行けないお店です。


とんとん山店内



店内はこのような100年以上前の南部曲がり家を復元したお店です。


雰囲気もいいのですが、店員の方が、おばちゃんなんです。


何処から来たのか?とか冷麺とモツ焼き満足したか?とか話しかけてくれるんですよ。


味が美味しいまずい云々、お店の雰囲気がいい云々ではなくて、このおなちゃんと会話したいがために来ている人もいると思うんですよね。


商品や出しているメニューやお店の雰囲気だけではなく、そこに行かないと逢えない店員さんがいる。


わざわざ来て頂けるお客様が一人でも多いお店は、お店とお客様との人間関係が出来ていることを現わしていると思うのです。


わざわざ来て頂いている、お客様の顔、あなたは浮かびますか?




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