● 売り手と買い手の垣根を崩す




こんにちは。島村信仁です。



昨日書いたブログに下記のコメントがありました。


(ここから)


大手とか個人経営とか、そりゃ違いがあってあたりまえで。でも結局はそこで働いている人たちのマインドが大切であって、突き詰めると単純に考えそこで働く人の想いが重要なんだと思うが、いかがですか?



(ここまで)


大小に違いがあるのは当たり前です。突き詰めるとそこで働く人の想いが大事なのもその通りですよね。


私が伝えたかったのは、レジをただやめませんか?という表面上のことではなくて、心の部分であったのです。


そこが私の稚拙な文章で伝わっていない可能性があるので、改めて昨日のブログの補足をさせて下さい。


レジを無くすことによって、お客様と売り手の垣根を今よりも無くす、もしくは減らすことが出来ると思うのです。


レジがあるとどうしてもそれがクッキリ分けられてしまう。


だから、別にレジを使っていてもお客様という買い手と売り手の垣根が無くなっている、もしくは少しでも減っているお店であればいいと思うのです。


売り手と買い手の垣根があるなしを教えてもらったお店があります。


それは以前仕事で福岡県に行ったときのことです。


福岡県はうどんで有名な県です。


せっかく福岡に来たのだから!とうどん屋さんを昼食で2軒まわったんです。


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1軒目は、かろのうろんというお店に行きました。


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ところが、山笠祭があったために私が行った日は休み(笑)

翌日、出直しました。



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お店の入り口はこんな感じです。


中に入ってみるとたくさんの観光客の人が来ていました。


そして、店内の壁のいたるところに「写真撮影禁止」の張り紙がしてあります。


別にそれがいい悪いというわけではなくて、売り手の店員さんとお客様の垣根がより強いものになってしまっていると感じるのです。


居心地があまりよくないというか・・・ギスギスしている感覚というか。


初めて入った店内は、少なからず緊張します。それがより緊張するような空間になっていると感じるのです。


もちろん店内は写真は不可でしたので、撮影せず、食べ終わったらレジでお会計をしてすぐにお店を出てきました。


その後に行ったうどん屋さんが近くにある「みやけうどん」


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このうどん屋さんに入ってみると、さっきのかろのうろんとは全然店内の雰囲気が違うんです。


観光客がほとんどいません。来ているお客様は地元の博多っ子の方がほとんど。


なんでそれがわかるかって、店主とお客様がまあ会話しているんですよ。よく。


垣根がないように感じます。この2店舗を両方行ってもらえれば、肌感覚でわかるはずです。


そして、このお店でもレジは無かったんです。


久しぶりにレジのないお店だったから強く覚えているんです。


別にレジがあるからいいとか悪いとかよりも、店主の心持ちがこの2店舗のうどん屋さんには見て取れるのです。


かろのうろんは、確かに入っているお客様は多いです。


間違いなくみやけうどんよりも多い。


でも、もう一度行きたいというお店ではないのです。


それよりは、地元のお客様とたわいもない会話をしながら商いをしているみやけうどんに私は魅力を感じるのです。


かろのうろんよりは人が少なくても。


そこには、初めてお店に入った県外の私でも垣根を他のうどんのお店よりもないように感じることが出来たからなんです。


仕事や商売は、究極は友達関係のような人間関係になれば一番強いと思うのです。


お客様が間違ったことをしたら違う!と言えるような人間関係。


お店が困っていることや苦しんでいることがあれば、よっしゃ!ちょっとみんなで応援するぞ!というお客様がお店を助けるように動く人間関係。


売り手と買い手という垣根を少しでも減らすような商売、私はこの2店のうどん屋さんから教えてもらったのです。