● 史的唯物論ではなく、史的唯幻論という考え方

こんばんは。経営ドクターの島村信仁です。

今月の心学商売繁盛塾の課題本であるこちらの本。

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岸田秀 著 唯幻論始末記は面白い本であり、面白い考え方だなあと思いながら読んでいます。

本の中にこういう文章があります。

(ここから)

人類の歴史の展開を経済的条件(物)の変化によって説明しようとする史的唯物論は、人類の経済活動は本能が壊れた人類が幻想の世界に迷い込んだために発生した二次的現象であるにもかかわらず、それを第一原因とする致命的な取り違えをしている。

そこで私は、人類の歴史は幻想の歴史であるという意味で、史的唯物論という用語の「物」を「幻」に入れ替えて史的唯幻論を唱えているのである。

(ここまで)

岸田さんは「物」は必然の法則に従うものだと。水は0度で氷になり、100度で蒸気になると。

必然的現象に関してはそうでしかあり得なかったのだから、悔恨の余地がないと。

もしもあの時、河の水が30度で凍っていたら、あんなことにはならなかったのに。。。と後悔することはないですよね(笑)

この悔恨こそが歴史であると。

あの時、こうしていれば。。。こうなっていれば。。。という幻想の中に迷い込むからこそ物の必然的法則には従っていない。

だから史的唯物論は根本的に間違っていると岸田さんは述べています。

史的唯幻論の具体的な話はここでは内緒にするので本を読んでください(笑)

こちらから購入できます。

前日に書いた性的唯幻論に続き、史的唯幻論も人間の本能が壊れていることに由来しているのは全く同じなんですね。
 
この発想は今まで自分の中になかった概念です。

読書すると今までの考え方をぶっ壊してくれるものと出会える醍醐味がありますよね。

この本は、まざまざとそれを感じさせてくれる本です。

一神教、多神教や天孫降臨についても今までと違う視点から語ってくれているので、宗教や神の話に興味ある方にもオススメです。

この本を課題本にした読書会は3月25日(月)に行います。一緒に語り合いましょう。