● 常識を疑ってみる、さかさまから考えてみる


こんにちは。島村信仁です。


心学商売繁盛塾をやらせて頂いてから5年が経過しましたが、その間に色々と商いや仕事において色々と新しいことを話さないといけないということもあり、本を読む数が著しく増えました。

読書って大事なんですよ。

特に世の中で売れているような「横糸の読書」(時代が変わったら通用しない)ではなくて「縦糸の読書」(時代が変わっても通用する)をすることです。

横糸の本は、本屋さんでベストセラーという感じで売れている本やフェイスブックやLINEやインスタグラムなどを使ってSNSで商売をしようみたいな類の本です。

さかさ町

本のタイトル: さかさ町

出版社: 岩波書店

著者: F.エマーソンアンドリュース
絵: ルイス・スロボドキン
訳: 小宮 由

価格:1,400円+税金

この本、さかさまにアップしていますがわざとです(笑)

さかさ町では、今私たちが住んでいる世の中とは全て逆の世界なんです。

駅の看板やお店やホテルの看板などすべてが上記のようにさかさまです。

家もさかさまだし、車も家の上に停めます。

ホテルは地上ではなく地下に伸びていますし、駅もバックして電車が入らないといけないようになっています。

レストランの食事はデザートから先に出ますし、食べる順番がさかさまなのです。

世の中で働いている人は子供ばかり。おじいちゃんやおばあちゃんは働かずに好きなだけ本を読んだり野球などのスポーツをしたりしています。

だから、小学校は平日は休みです(笑)

土日に行きたい人が行く。

じゃあ平日は何をしているか?仕事しているんですよ。小学生が。

勉強するよりもよっぽど世の中の役に立つし、勉強ではわからない学べない経験を身につけることが出来るんですね。

お店では、売っているものは全て持っていけます。しかもお金は払わずにもらえるんです。

病院では、普通は自分たちの世の中だと患者が待ちますが、さかさ町では医者が待つんです。

いいですよね。医者が暇そうに新聞や雑誌を読んでいるんですよ。

商いをしているお店のことは面白いですね。

モノももらえて、お金ももらえるんです。それで成り立つような仕組みが出来上がっています。

今の世の中に毒されている私たちの発想ではなかなか出てこない考えです。どんな仕組みか?はこの本を買って読んで下さいね(笑)

この本を読んで・・・

①拾った1行: 今の自分たちの暮らしを学ばずして、見たこともない遠い時代のことが頭に入るか?歴史を昔から学ぶ勉強の学び方は間違っている。それに学んでいるときに驚きがない。すべてにおいてどうしてそうなったのかを先に知っているのだから。

②気づいた事: 世の中の常識を疑ってみる、さかさまから見るようにする

③実践すること: 世の中の情報に流されずに立ち止まって自分で考えてみる、歴史は近現代から勉強する

という感想を持ちました。

商いにおいて、その業界において常識になってしまっていること。疑ってみる。さかさまに考えてみる。

そうすると活路が開けるかもしれませんよ。

さかさ町はこちらから注文できます!!

このように商いを逆の発想から考えてみると面白いですよね。

● 2月13日(月)これからの日本経済の予測とそれに対する個人事業・個人店の対応は?という講を東京で行います。足をお運びください。