● 息の長い商いをする




こんばんは。島村信仁です。



個人店が生き残る、長い商売をするためには何が必要なのでしょうか?



日本は、長い間続いている会社が数多くあります。


老舗企業ランキング



世界的に見ても古い会社の5社は全て日本です。


1000年以上も続く企業は7社あります。



そこまでいかなくても個人店が息の長い商いを続けるには何が大事なのでしょうか?



考え方としては「醗酵」という考えが合うのではないかと思っています。



すぐにお客様との信頼関係が出来るわけではない。



長い間、時間をかけて醗酵していく熟成する関係とでもいいましょうか。



短期的な思考を重視しすぎると大企業と同じ発想になってしまうと思うのです。



セールやキャンペーン、予算達成、目先の売上を重視するなど。



お店を経営していると日々限られたお金や限られた時間、限られた人員の中で商売をしていく必要があるわけです。



1日だけ負荷をかけて売上を上げるようなことをやっても長続きしません。




目先の売上や利益を重視しないということが長く続けるための一つの考え方だと私は考えます。



1人1人のお客様に何が出来るのか?喜んでもらうにはどうすればいいのか?



お客様のためにだと押しつけになってしまう可能性があるので、お客様の立場になってこういうことをしたら喜んでくれるのではないか?



もしかしたら喜んでくれない時もあるでしょう。



おせっかいに感じられる時もあるでしょう。



でも、それを続ける必要があるし、続けていけば醗酵するようにお客様との人間関係が少しづつ熟成されていき、なくてはならないお店や会社になれるのではないか?と思うのです。




パンやお酒も醗酵すると美味しいのと同じように商いも醗酵すると店や人柄にも味が出てお客様が好きな味になっていくのではないでしょうか?





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