● 真の商人は先も立ち、我も立つ




こんばんは。島村信仁です。




石田梅岩が残した言葉の一つに下記の言葉があります。



石田梅岩先も立ち




真の商人は、先も立ち、我も立つことを思うなり。



世間の商いや経営を見ていると、見た目は商人のように見えても盗人のような人もいます。



真の商人というものは、相手が喜ぶように成り立ったうえで、自分の商売も儲けを出して商いが成り立ちますが、偽物の商人は人をだましてその場さえよければいいというような人のことです。




肉などお店で提供している食材やメニューの産地偽装や賞味期限の偽装表示。


偽物の商品を仕入れて、本物の商品のように売るといったことはどの時代にもあることです。


近江商人の「三方よし」の源流ともなった物凄くシンプルな言葉です。


先も立ち我も立つ。


先はお客様という風に考えたり、お取引先とも考えられるでしょうが、稲森和夫さんは、広く社会、世間と解釈すべきであろうということをおっしゃっています。


ゴキブリだんごで利益率が非常に高く、お客様だけではなく一緒に働いている社員を喜ばせる事にも力を入れているタニサケという企業が岐阜県池田町にありますが、これを社是とされています。



他にもこの先も立ち、我も立つを企業経営の指針にしている老舗があります。



創業400年をあと3年でむかえる虎屋本舗は十訓の一つとしています(七番目)。



先も立ち、我も立つ商い。



個人店や個人事業が長く商いを続けていくために大事な考えです。





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