● 働くという事


こんにちは。心学商売繁盛塾の塾頭、島村信仁です。


コロナ禍で仕事が減る、または仕事が無くなる、リモートワークに変更になる。


今まで当たり前に働いている環境がコロナのおかげで大きく変わりました。


自宅にいるとなった時、最初は嬉しいと感じた方もいるかもしれません。


お店を営業自粛するように政府から言われて、休めるからありがたいと感じた方もいるかもしれません。


外出自粛で長い間、働くという時間が減り、在宅時間が増えると自然と「働かないとダメになる」「体を動かしたい」「仕事があるってありがたい」と思った方も少なくないのではないでしょうか?


人間は働いて「お金」「給与」という物質を得るということももちろんあります。


お金を得なければ生きていくことは出来ませんから。


でも、それだけではなく働くって、上司や部下や嫌いな同僚と一緒に働かないといけない、肉体的に疲れる、しんどいという「精神的・肉体的な苦痛」以上に「仕事があることのありがたさ」「仲間や同僚がいる事のありがたさ」「働いた後の心地よい疲労感」と精神的に得られるものが大きいのではないかと思うのです。


1人でリモートワークして終わった後に飲むビールと肉体的に精神的にもきつい仕事を仲間と一緒にやり遂げた後に飲むビールとではどちらが美味しいでしょうか?


商人道の開祖である石田梅岩は「都鄙問答」の冒頭で学問は心を知ることから始まり実行することが大事と伝えています。

石田梅岩


この実行とは目の前にあることに誠意をもって取り組むことです。


例えば、サクランボ農家さんなら朝早くから起きて、摘果や剪定などを行い、一粒でも美味しいサクランボを作ってお客様に喜んでもらう事。


飲食店なら、お客様に出す料理を見た目や味、事前準備など「お客様の口に入るものだから」と手を抜かず作る事。


手を抜かない、正直に商売をする。


こういうことをしていれば、仕事にはもちろん苦労やうまくいかないことの方が多いですが、自分自身の心が安定して毎日を生きることが出来るのです。


働かない日が続いたり、だらけたり、怠けたりしていると心が不安定になります。


今回のコロナで政府からいくら給付金や家賃補助という物質的な「お金」を得られたとしても「働く」という労働から得られる「精神的な安らぎ・充実感」は得られないのです。


今回の商売自粛、営業自粛があったからこそ気づけた「働くという事の尊さ」。


目の前にある仕事を一つ一つ粛々とやってまいりましょう。




次回の心学商売繁盛塾は下記の内容で行います。





笹井清範さん講演チラシ


笹井清範さんは、私が著者としてお世話になった商業界の元編集長になります。


6月22日(月)はポストコロナ時代の商いと題して講演をして頂きます。参加は誰でも可能です。



●日時:6月22日(月)16:30~19:30

●場所:読書のすすめ 東京都江戸川区篠崎町1-7-5

●参加費:3,000円

●参加方法:1.直接会場にお越しの方
       2.zoomでオンラインで参加する方
       3.後日、動画配信で観たい方

      それぞれの申し込み希望のリンクをクリックしてください。