●  いよいよ明日、飯田結太さんの講演会を行います


こんばんは。心学商売繁盛塾の島村信仁です。


いよいよ明日の心学商売繁盛塾は浅草かっぱ橋にある料理道具専門店、飯田屋の6代目社長である飯田結太さんをお招きして、商売の勉強を参加者の皆様とともにします。


飯田屋は大正元年創業で、 今年で109年を迎える老舗です。


地震や戦争の被災により、2回もお店が焼失しましたが、その度に「自分のお店に来てくれる目の前にいる1人のお客様を喜ばせる」ことをし続け、商売を続けてこられました。


飯田屋は、プロの料理人だけでなく、一般の家庭で料理を作る人にもよろこんでもらう料理道具を50坪という、それほど広くはないお店ながら品揃えしている数は8,500種類近くあります。


私が以前働いていたコンビニはおよそ30坪で品揃えの数は2,500種類前後。多くても3,000あるかどうかです。


最近の新店のコンビニは、冷凍食品やレジ周りを広くしたこともあり、50坪前後で、品揃えはほとんど変わらず3,000種類程度なので、飯田屋がどれだけ多くの品種を置いているか?というのがわかると思います。


大手のコンビニの商売のやり方は、死に筋排除と言って、週に1個程度しか売れないような商品はすぐに売場から外されます。


代わりに売れている商品の並べる場所を広くして、同じ商品で棚一段丸々並べるなんてこともあります。


でも、これって大手の商売のやり方なんですよね。


飯田屋では真逆の考え方で商売をしています。


週に1個売れれば良い方で、年に1回しか売れない料理道具でも品揃えしています。


飯田さんは「年に1人しか買わなくても構わないんです。その1人のお客様が、『こういうのを探していたんだよー』と喜んでもらえる商品をどれだけ仕入れられるか、どんな価値観を持ったお客様が来店しても対応できるように、そして感動してもらえる商品を揃えている」と話していました。


だから、1種類の料理道具を1列に並べるようにし、売れ筋に絞って品揃えして、何列も並べる大手のコンビニとは真逆の商売をしています。


大手と同じことをやっていると個人店は太刀打ちできないんですよね。 


この考え方って本当に大事です。


私自身、この考え方を変えるのにかなり時間がかかりました。


気をつけていないとつい、大手のやり方が出てきてしまいます。


明日の講演会ではこれ以外にも大手と真逆の発想で行なっている商売について学びや気づきが間違いなくあることでしょう。


当日、講演会に参加できなくても動画配信を後日希望者には行います。

下記のチラシの右下のQRコードから動画を見て勉強したいという方は、お申し込みください。


 飯田結太さん講演チラシ表飯田結太さん講演チラシ裏