●  商人が知っておきたい本末転倒の意味


こんにちは。心学商売繁盛塾の塾頭、島村信仁です。


本末転倒という四字熟語をご存知でしょうか?



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辞書でその意味を調べてみるとこう書いてあります。


「物事の根本の大切なこととそうでないこととを取り違える事」


これは、多くの人が知っている意味だと思います。


なので、わざわざ私がブログで伝える必要もないでしょう(笑)


商人として知っておいてほしい「本末転倒」についてお伝えします。


【素読をすれば国語力が上がる】松田雄一著 より抜粋

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本学とは、自分はどうあるべきか?ということを考えていくための学問であり、生き方について思いを馳せ、徳性の高い人格を形成するために必要な学問系統のことをいう。

寺子屋では、論語や大学などの漢籍を主としてこの本学を教授していた。

偉人の言葉や生き様を古典を通じて知る中で、自分もこうありたいという心を育てていくのである。

末学とは、生きていくための技術(自分で稼いでいく方法)について学ぶものである。

百姓であれば稲作の方法を学び、職人であれば材木加工技術を体得し、武士であれば武術や公務員としての必要知識を学び、商人であれば営業の具体論を学ぶ。。。などなど。

本学と末学の双方を学ぶことによって人格の完成と経済的な自立を図るというわけであるので、双方が大事なのである。

しかし、人格的な完成を目指すことなくスキル重視で金儲けのことしか知らない人間は困る。。。ということで、本学が優先であり、末学はその後からついてくるものという位置付けであった。

もし末学ばかりに傾注し、本学を軽視するような事があれば、この状態を【本末転倒】と表現し、情けない状態であるとされた。

この本学、末学の位置付けは江戸時代も明治維新後も変わらないのだが、明治維新以降は殖産興業、富国強兵の国策の元、多くの国民を均質に育てる必要があり、末学が重視されるようになった。

当時の教科書を見れば決して本学が軽視されていたわけではないが、比重が変化したのは確かである。

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これ、今の時代は完全に末学が本学より上位ですよね。比重どころか本学が疎かになっている状態と言えるでしょう。

それは、世の中で売れている、人気のある本やセミナーを見ていればわかります。


簡単、便利、時間をかけずにお手軽にお金を稼ぐ方法や手段、ノウハウ、スキルが重要視され、集客や売上を上げるマーケティングが幅を利かせているからです。


これが、ダメとは言いません。バランスの問題なんですよ。中庸が必要なんです。


本末転倒という言葉が本が先で末は後ということを教えてくれています。

出入口とか出納帳と同じです。

出るのが先で入るのは後です。

電車で降りる(出る)人が先なのに、早く座りたいからという我欲で電車に入ろうとする。

そうするとぶつかる可能性が高まり、最悪怪我とかになるかもしれません。


世の中の大半の勉強会は末学ばかりなので、心学商売繁盛塾では本学を皆で勉強しています。


ですので、末学を教える勉強会よりも人気はありません(笑)


しかし、商売をする上で大事だからこそ皆で勉強しています。


この度、心学商売繁盛塾のホームページが完成しました(クリックするとホームページのリンク先へ飛びます)。 


私自身が作ったので、ホームページのプロが作ったようなカッコいいホームページとは違いますが。。。まあまあかなっ?(笑)


今月は8月9日(月)と23日(月)の2日、勉強会を行います。

詳細は、こちらの心学商売繁盛ホームページをご確認ください(クリックするとホームページのリンクへ飛びます)