● 自分の得にならないことをできるだけやる




こんばんは。島村信仁です。



今の世の中は、お金が一番大事というような風潮になっているのを感じざるを得ません。




自分の得になる人(お客様になる人)とは付き合うけれども自分の得にならない人(お客様にならない人)とは付き合わないというのがフェイスブックを見ていると感じるのです。




この前、自分にとって必要ないと思う人は友達を解除(削除?整理?)しますみたいなことを言っている人がいましたから。




これって完全に物差しが「損得」なんです。

損得



自分が得にならないことはやらない。損することはやらないという感覚です。




でも、違うんですよ。逆をやらないといけないんですよ。





自分が得しないことをやるんです。





損する。貧乏くじを引くことをする。





そうすると不思議な事にあとで、良いことや幸運なことがやってくるんです。





見返りを期待してやっているようではダメなんですけどね。そういうあざとさはなく無心で行うことが大事なんです。





落語にはそういう自分が得にならないことをたくさんやる話が多いんです。




自分が損をしてでも人を助ける。困っている人がいたら見捨てない。そういう話が多いんです。





10月9日(祝・月)に東京の篠崎にある読書のすすめで落語を開催します。





「落語から学ぶ商い」と銘打って行います。





三連休の最終日、まだまだ席に空きがありますので、ぜひ一緒に落語を聴きましょう。